自然は、人体に必要な成分を自然な食品中に豊富に、しかも、正しい割合で供給しているのだ。私たちはみな、食物成分が身体に必要なものすべてを出来る限り、最良の方法で供給するように、それらを選択して組み合わせることを学び、それによって、薬物その他類似の医薬品を用いずに、完全な健康と体力を保証すべきだ。
これらのミネラル成分が、果物や野菜や薬草には無機的な形で、また生命化学的治療薬にも、豊富に、それも生きたまま含まれているのに、貧血を無機的な鉄で、胃酸過多を重曹で、腺の腫れを薬物で、痒みをイオウでなど、治療するよう、何故試みなければならないのか？（本文より）