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第7回 けいし君家のフルーツ事情

僕たち江戸川家の食事には、友達ん家や学校とはちょっと違ったルールがあるんだよ。たとえば、お母さんはお腹が空いたときはおやつに果物を食べなさいって、いつも季節の果物を食卓に用意してくれているんだけど、リンゴとバナナはあんまり食べなくていいからって、時々しか買わないんだよね。

リンゴが食べたいってお母さんに頼んだら、そのまま皮をむいて食べるんじゃなくて、煮たり焼いたりしてリンゴのデザートを作ってくれるんだよね。

バナナが食べたいって言ったら、果物屋さんに行って、そのお店のなかで、黒い点々が一番たくさんついたバナナを探して買ってきてくれるんだよ。「こういうバナナは、値段がお安くなるから、お得お得!」っていつも言ってる。

お母さんの好きなケイシー先生が、リンゴとバナナは食べ方に気をつけなさいって言ってるからなんだって。

お祖父ちゃんやお祖母ちゃんが子供の頃は、リンゴとバナナは高級な果物だったから、病気のときにしか食べられなかったんだって。でもお母さんは「リンゴとバナナは元気な時に食べたほうがいい果物なのよ」って。

ケイシー先生のリーディングでは、果物にしろ野菜にしろ、実を食べるものは、枝で熟したものを食べるのが基本です。現在、ほとんどの果物は流通の関係で青いうちに収穫しています。遠くのお店に運んで、お店に並べているときもまだ青い。しばらくしたら食べ頃になるよう調整されています。残念ながら、そのような果物や野菜は枝で熟したものとは違う性質を持ち、身体にはよろしくないとケイシー先生は言っているんですな。

例えば、バナナの場合、こんなふうにケイシー先生は言っています。

『この人の場合、木で熟したものでなければ、バナナは一切ダメだ。木で熟したバナナとそうでないものは異なるものとなる』3467-1

別のリーディングでは

『バナナは、バナナの生える土地で熟したものをそこで食べるのでなければだめだ』820-2

と言っているくらいですから、基本的にバナナは、南国を旅行したときに、木で熟しているのを見つけてその場で食べる果物ってことですな。

あらあら。そうはいっても子供たちはバナナが大好きですし、外でいただくことも多いので、そんな時にはこんなふうにバナナをいただいています。
*まだ青い部分が残った固いバナナは避け、全体的に黒い斑点がでて熟したものを食べる
*まだ黄色く固いものは十分に追熟させて食べる
*体調の良いときに食べる(お腹の調子が悪いとき、消化不良を起こしているときには避ける)

じゃぁ、なんで熟してないバナナは身体に良くないの?

ケイシー先生によると、熟していないバナナは消化に時間がかかったり、身体を疲れさせたりしまうみたい。こんなリーディングがあります。

『自然に熟したものでなければ、バナナを食べることで、身体を酷使してはならない。なぜなら風味がよくなる前、つまり腐りはじめのバナナにある活動が、身体にとって過酷であるからだ。しかし、熟しすぎのバナナ、あるいは完全に熟してから刈り取られたバナナなら、食事やその他の機会にとってもよい』658-15

ケイシー先生に身体のリーディングを頼んだ人は、皆さん健康に心配がある人ばかりでしたから、そんな人にケイシー先生が『バナナはダメです』と注意しているのは、バナナを食べると身体を疲れさせる反応が起こるからなんでしょうね。

私たちのように枝で熟したバナナを食べられない場合は、家で追熟させて黒い点がついたり、すっかり柔らかくなったものを食べています。たま~に、ですけどね。

じゃあ、リンゴは・・・? 友達のお母さんは『リンゴは医者知らず』の果物だから毎日1つは食べたほうがいいって、この前言ってたよ。

リンゴは本当に不思議な果物です。世の中では健康のために食後リンゴを食べることが薦められているのに、ケイシー先生は絶対にダメって言っているんですから。

ケイシー療法では、リンゴは特別な果物で、体内浄化のために3日間、生のリンゴを食べる時以外は加熱調理して食べるよう薦められています。生のリンゴは、リンゴだけを食べ続けるなら、排泄を促し身体の中をキレイにしてくれる浄化の食べ物になるんですが、デザートのように食べてしまうと別の働きになるみたいです。

リンゴは、普段の食事では生のまま食べることが問題みたいです。
こんなリーディングがあります。

Q)『生の果物は有害ですか?』
A)『リンゴはそうだ。だが、他の果物はそうではない』5622-3

え~。でも友達みんな、美味しいからってリンゴは生で食べてるよ~。

ケイシー先生は、美味しいかどうかということではなく、リンゴを食べることで身体の中で何が起こるかってことを問題にしているんですね。リンゴは食べ方によって善にも悪にもなりえる果物のようです。

『リンゴに関しては――われわれがこれまで何度も述べてきたように――排泄を促す目的でリンゴだけを食べる(*3日間のリンゴダイエット)のが勧められるような状況や、ある特定の種類のリンゴやその製品を食べるという状況を除いて――リンゴはほとんどの人にとってベストとはいえない』1206-8

生のリンゴを食べるのが何故ダメなのか質問した人がいて、ケイシーはこんなふうに答えています。

Q)『なぜリンゴは良くないのでしょうか?』
A)『この特定の状態では、またこの種のどんな状態であっても、リンゴは体内に苦味を造り出すような酸を産生するからである それは十二指腸での逆流作用によって作り出され、リンゴのこの性質のために過剰の負担をしいられた膵臓からの分泌物によって産生される』325-14

そうはいっても、やっぱり生のリンゴって美味しいですよね。だから生のリンゴを食べたいときには、①元気で ②お腹の空いていて ③よく噛んでちょっとだけ食べる、ならいいわよって言っています。こういうリーディングもありますから。

『(リンゴは)一度に沢山でなく、よく咀嚼されるなら少しは食しても良い。(リンゴは)むやみやたらに食べてはならない』257-238

ということで、我が家の結論としては、バナナとリンゴは気をつけて食べようってことにしています。リンゴもバナナも手軽に食べられるので、デザートや朝食として一番食べられている果物だと思いますが、ケイシー先生が言われているように『むやみやたらに』食べず、ときどき食べる果物くらいでちょうどいいみたいです。特に心配ごとがあるとき、ストレスを感じている時には、リンゴとバナナは避けたほうが身体には良さそうですよ・・・。

『大きな不安やストレスを抱えている時には、特に生のリンゴやバナナなど、酸を作り出す性質の果物を食べてはならない』1724-1

『果物は、バランス良く、過剰にではなく適度に食べるならば、非常に良いだろう。 ただし、リンゴ、それからバナナの食べ過ぎに注意せよ。ときどき少し食べるくらいなら良いが』5609-1

『ときどき少し』が待ち遠しい~!

●リンゴとバナナについて、ケイシーが述べたその他のリーディング

『果物の中では、リンゴとバナナには気をつけること』951-1

『バナナは食べないこと、しかし、ほかの果物はたくさん食べなさい』2179-1 

『リンゴ、バナナ、冷たい飲み物――強い炭酸飲料には気をつける』1048-2

『この人にはリンゴを生で与えてはならないし、バナナはどんな形態であっても与えてはならない』142-5

『食事に注意すること! 甘い物は決して食べ過ぎてはならない。 生のリンゴはだめだ。バナナは一切だめだ。どんなときも油で揚げた物は一切だめだ』571-3

『食事に関しては――バナナと生リンゴに用心すること。加熱調理したリンゴは摂ってもよろしい』3081-1

『洋ナシ、オレンジ、グレープフルーツ、レモン、ライム――これらのジュースすべて――を使用してもよろしい。しかしそれらに過剰の砂糖を使ってはならない――砂糖はほとんどあるいは全くなしにする。リンゴは摂らせるべきではない! リンゴあるいはバナナ(これらは一切だめだ)を除いて、どのフルーツも昼食あるいは食間で摂ってもよろしい。それからキャンデーは一切だめだ!』 305-2

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