２０世紀、アメリカでエドガー・ケイシーという無名の男が、貧しき生涯の中に、豊かな｢精神世界｣の福音を世に伝え、多くの悩める人々を救い、人類の未来に希望の灯を点じた。
ケイシーは“ライフ・リーディング”によって個人の過去生に光をあて、そのカルマを明らかにし、今世に生きる指針を与えた。
本書は、『転生の秘密』につづいて、現代アメリカのすぐれた超心理学者・サーミナラ女史が“ケイシー・リーディング”に、人間に秘められた｢超能力｣の観点から光をあてた異色編である。

＜序　編＞
１　｢とても知的なおかたに見えますのに･････｣
２　ブライディー・マーフィーの出現
３　ブライディーやバーンスタインのような人はほかにもいた
４　ふたたびケイシーの門を
＜肉　体＞
５　人間のからだに新しいアプローチ
６　肉体―魂の謎をとくカギ
７　人生のゴールとしての美
８　魂が作用する内分泌腺中枢
９　黙示録は何を意味するのか
＜セックス＞
１０　男から女へ、女から男へ転生するとき
１１　異性への転生の心理的意味
１２　魂は男なのか、女なのか？
＜人　種＞
１３　魂の遍歴―黒人から白人へ、日本から･････
１４　どういう人が、どういう人種に転生するのか
＜バランス＞
１５　中庸の徳、かみそりの刃
１６　魂・心・体の三角形
１７　転生の振子法則
１８　バランスの完全さこそ魂の完成
＜終　編＞
１９　出口はどこに？
２０　宗教・芸術・心理学における転生の意義