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第3回 ケイシーとの出逢いは夢の中。ケイシーからの招待状を見つけたんです。
より、ご自分の意向に沿った診療ができるようになったわけですよね。ホリスティック医療に取り組まれるようになったのはその頃から?
いいえ。クリニックを開いた当時はまだホリスティック医療や代替医療を行おうとは全く思っておらず、現代医学での治療に専念していました。でもそれから何年か経つうちに、現代医学をもってしても治らない患者さんがいるということに気がつきはじめたんです。また、そういう人たちの病気には何か精神的なものが大きく影響しているようだ、ということにも。そこで、どうにかして患者さんを良くしたい一心から、心理学を学び始めるようになったんです。古典的な精神分析に始まって、トランスパーソナル心理学、NLP、ソリューションフォーカストアプローチetc.……。そして、それらを実際に治療に取り入れてみると、確かに症状がよくなる人が出てきました。

でもやはりまだ治らない人がいる。それなら、もっと深い治療をしなくてはいけないのだろうということで、さらにクリスタルやレイキ、ハンズオンヒーリングなどといったスピリチュアルな方法にもヒントを探るようになりました。といっても、やはり現代医学の医師であるという立場上、スピリチュアルな方法を実際の臨床で使うことはできなかったんですね。大いに効果が期待できるケースもあると分かってはいたんですが……。そんなジレンマに悩んだ末に、今度はホメオパシーという素晴らしいツールを見つけ、その奥深さの虜になって今に至ります。
開業されてから数年間は、奈津先生がホリスティック医療に目覚められる萌芽の時期だったんですね。ケイシーとの出会いもその頃に?
そうですね。実は、ケイシーとの出会いにはちょっと不思議なエピソードがあるんですよ。話は今から遡ること約15年前のある日。私は当時から明晰夢というものをよく体験していたんですが、その日もかなりはっきりとした夢を見たんですね。それは、診察室の机の引き出しを開けると、中から聴診器と鳥の羽、それからクリスタルが出てくるというものでした。聴診器はいつも使っているから分かるけれど、鳥の羽とクリスタルには一体何の意味があるんだろう? これを治療に使えということ?などと夢の中で思いを巡らせていると、今度は二つ折りにしたカードが出てきたんです。それには、"Invitation card from Edgar Cayce"(※『招待状 エドガー・ケイシーより』)って書いてあったんです。それを見て『これは誰だろう?』と(笑)。当時はまだケイシーの名前すら全く知らなかったんですよ。
ええ~っ!?
それは全て英語で書かれていて綴りも覚えていたので、目が覚めてからすぐに調べてみたんです。そうしたら本当に実在していた人物だということが分かった。しかも膨大な医療リーディングを遺している人物だということも。それであまりに驚いたのと、このことにどういう意味があるのかを知りたくて、日本にあるエドガー・ケイシーセンターに即、電話をしてみたんです。電話に出られた会長の光田(秀)さんに事のいきさつをお話しすると、『すぐに理事になってください』と(笑)。

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