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第7回 「年々、健康になっているので、僕がいまやっている健康法に間違いはないと思います。」
女性にはかなり耳の痛い話ですね~。それで、サンプラザ中野くんはそういった体の不調から健康を取り戻そうと一念発起されたとのことですが、具体的にどんなことから始められたんですか?
最初のうちは『ビタミン・バイブル』(アール・ミンデル著)という本を読んで、ビタミンやミネラルなど体に足りない栄養素を『摂る』ことをかなり勉強していました。この本は文字通りバイブルとして、ほぼ暗記するくらいに読み込みましたね。それからほどなくして、甲田光雄先生の『西式甲田療法』に目覚めまして。栄養を『摂る』ことから西式の『摂らない』健康法へとシフトするようになり、今に至っています。
『西式甲田療法』というと、断食や少食の実践で知られる健康法ですよね。私は食事療法オタクでもあるんですが、本を読んですぐに「これは無理!」と実践を諦めてしまったのが、西式甲田療法なんです。一般の人には、西式甲田療法はかなりハードルが高い食事療法だと思うのですが、その西式甲田療法を始めようと思われたきっかけは何だったんですか?
当時は東城百合子先生をはじめ他にも健康に関する本を色々と読んでいたんですが、なかでも一番惹かれたのが甲田先生の『小食が健康の原点』という本でした。それまで自分の中には栄養不足が病気の原因だという固定観念があったんですが、先生の本によればむしろ過食が問題なのだ、と。目から鱗でした。そして書かれている内容がほとんど腑に落ちたので、実際にやってみようと思ったんです。
西式甲田療法、特に、昔の西式甲田療法の食事は、青菜をすり鉢でドロドロにした青ドロでしたよね。想像しただけで食欲が無くなりそうですが、そんな、青ドロと玄米菜食をメインにした西式甲田療法の食事を、それまで焼肉三昧のような食生活だった方がいきなり始める、しかも断食や少食までも実践するなんて、かなり大変なことだったのではないですか?
いえ、そんなに苦ではありませんでしたよ。というのも、僕はすでに33歳の頃からベジタリアンになっていましたから。ベジタリアンになったのは、肉を食べるとお腹がくだるようになってしまったからなんですが、多分もう一生分食べてしまったんでしょうね(笑)。それに断食に関しては、最初のうちは無理のないように朝食を抜く『半日断食』からスタートしましたし。
そうでしたか。そういえば、玄米の粉だけ召し上がっていたこともあったとか!
ええ。今は主に長岡式酵素玄米を食べているので粉食はしていませんが。でも確かに以前、通販生活で売っていたドイツ製の石うすを手に入れて、それで粉を引いて食べていたこともありました。玄米をすりつぶした途端に酸化が始まってしまうので、より新鮮なほうがいいだろうと思ったわけです。玄米粉を食べるのも西式にのっとって実践していたことですが、当時は、朝食を抜いて昼は玄米粉のみ、夜は玄米菜食、という食事を続けていました。
ええ~、何とストイックな! 修行僧みたいですね(笑)。
そうですよね。周りから、それじゃ食べる喜びがないんじゃないのと言われたこともありますが、その時は『こんなことしてる俺って面白いな、すげえな』という喜びの方が大きかったかもしれない(笑)。ちょっと変態ですよね(笑)。
青ドロも飲んでいらっしゃいますか?
今は、すり鉢ではなく、ジューサーで搾った青汁のジュースです。ちゃんと低速回転の圧搾式を使ってますよ(笑)。あとは、木の枕を使って床で寝たり、温冷浴をしたりというのもいまだに続けています。

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