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第6回 「野口晴哉先生がされていたことを理解するためにエドガー・ケイシーを読んでいました。」
株はどうですか?
株は、バブル時代は頼まれて預かったお金を倍にしてお返しました。そして、全株は、1989年末にすべて売却しました。翌年の初めから、バブルははじけました。野口先生もほとんど株で生計を立てていた時代がありましたからね。機運とかそういうのは皆感じているはずですよ。人間には察知能力があるから、右に行くべきか左に行くべきか、人は察知しているはずなんです。ところが、みな頭で考えてしまうんですね。頭で考えることなんて過去のデータにしか過ぎません。株の予想はまさに外経絡の話です。株は面白いです。
では次回株を買うときには、ご指南のほど、どうぞよろしくお願いします(笑)。さて、唐突な質問ですが、人間の身体を見つめ続けた三枝先生からみて、人間とはどういう生き物だと思われますか?
僕は人の間に外経絡をみるわけです。人間は人と人との間でしょう?人と自然との間でもあります。その関係性によって、最高から最低まで人生の分かれ道ができてきます。だれと関係を結ぶか、その結びを大事にするかでも違ってきます。縁もそうですよね。ほとんど無いに等しい縁を大事に育む人もいれば、濃厚な縁があったのに何も結べず離れていく人もいるし。

人の身体は可能性の固まりです。立つことも歩くことも四つん這いになることも、逆の四つん這いで歩くこともできます。そんなことができる動物は他にいませんからね。いろんな可能性があるからこそ選択を誤るととんでもないことになってしまいます。その選択のチェックは自分の身体に聴く。その方法として瞑想があります。
先生がもし1つだけ健康法を人に勧めるとしたら、どういったことをお勧めになりますか?
1つ言うと「冷えは怖い」ということですね。5本指ソックスとか足湯、腰湯などをして身体の中の冷えを取る。もう1つは対人関係ですね。人間関係は1つ間違えると、発ガン性物質になりますからね。発ガン性関係ですよ。
先生は瞑想以外に何かご自身の霊性を高めるようなことを実践していらっしゃるんですか?
単純な言い方をすると、できるだけ嫌なことはしない。何かをしなければならない時は義務では行わない。なんとかして「したくなるようにして」から行います。僕は努力が見えると怒ったりします。努力が匂うと嫌なんです。一所懸命やっているから許されるという発想はないです。しかも人に見せるかのように努力をしているのは罪人ですね。うちの会社は「努力禁止令」を出しています。長嶋茂雄さんも見えないところで努力しましたよね。人間は軽やかで楽しくなくっちゃ。
最後になりますが、これからの時代、どのように生きたいと思っていらっしゃいますか?
僕はこれまで、気とか「見えないもの」を追っかけてきました。これからは見えるものより見えないもののほうが大きい時代になってきました。放射能の問題も多くの方は見えないから「結果がでるまで動かない」という感じになっていますよね。

例えば死ぬまであと2ヶ月しかないと思えば「今のうち会っておきたい人に会っておこうか」と思いますよね。そして会っておきたい人に会って2ヶ月間を生きるのと、死ぬまで何もしないで生きるのとどっちがいいか。福島の事故からもう1年以上も経ち、猶予期間もありました。自分を励起するためにもこの時間を有意義に使って、ケイシー的な表現を使わせてもらえば、霊性を高めるきっかけにしたいと思っています。

3.11の時は、仕事の合間に帰宅難民になった友人、知人を送っていったりして3日間一睡もしないで動いていました。福島にもすぐに行きましたし、しばらく毎週のように福島まで車で往復していました。僕はミッション(使命感)で動くタイプなんです。58年生きてきて、今、ようやく自分の役目を果たせる時期が来たと感じています。おかげさまで政治家との繋がりもありますし、彼らに働きかけたり、周りの人に自分の知っていることは開示して、少しでも多くの方が生き残れるよう自分ができることはやっていこうと思っています。

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