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第8回 「真実の自分になる」ということが、コーチングをはじめとして、私の全ての仕事でやっていることです。
「ブッククラブ」も8回コースになっているんですか?
2時間半を1回とし、毎週1回を8週間続けます。参加者には宿題があり、それを仕上げなければなりません。また蓋付きでハートの書かれた紙製の箱をお渡しし、参加者は自分で装飾します。外側には、この世界でみなさんが見せている姿を装飾し、クラスの最終日には、世界に見せていない自分の内側の姿を他の参加者に紹介します。成長するのに、とてもチャレンジが必要なクラスです。 

クリエイテイブでなくても、大丈夫なんです。なぜなら、クラスの中のクリエイテイブな人が助けてくれるからです。みんなお互いに助け合っています。ある人はとても芸術的ですし、そうでない人もいます。それでもいいのです。クラスでは批判されないので大丈夫です。
日本は周りに合わせる文化なので、自分の意見を持ったり、自分の意見を人にシェアするということがなかなかしにくい文化でもあります。特に自分の感情や内面のことを公の場で話すのはなかなか難しい…。結婚しても、パートナー同士で自分の感情をシェアしあうということは、していなかったりします。なので、シンシアさんが日本でこのクラスを持たれたら、どんなクラスになるのか楽しみです。
信じられないかもしれませんが、アメリカ人も同じように自分の感情を話すことは苦手です。私は、アメリカだけでなく、違う国や文化でこのクラスを教えているので、それぞれの国の文化に合うようにしています。

日本へは何度も行っています。日本での個人セッションでも、いつもみなさん、泣いたり、自分の感情や意見をシェアしたり、話しをして下さいます。そういった機会が普段あまりないので、そのような機会が必要なのだと思います。

以前、東京でワークショップを行った時も、参加者が自分の気持ちをシェアしてくれました。これはとてもよいことだと思います。なぜなら、自分を「心地よい領域」から解き放つ事によって、自分をシフトできるようになるからです。

例えば、ご夫婦でうまくコミュニケーションがとれないとします。私たちは、すぐに奇跡が欲しいのですが、たぶんそれは起きないでしょう。でも、行動に注目すれば、変えることができます。言葉によるコミュニケーションの方法を変えようとする場合、私はどのように自分の行動を変えるかという「ツール」についてお教えします。なぜかというと、行動を変えることは「活動のエネルギー」を変えることになるからです。このように、多くの自分を変えるツールをお教えします。

ハートリビング(Heart Living)のフェイスブックで、書いたことですが、もし、怒りを爆発させたり怒鳴ったりしやすい性格の人と一緒にいるとしたら、普通はそれに圧倒され、萎縮してしまいます。そして、その人に「その行動」をさせてしまいます。なぜなら、怒るとか怒鳴るとかといった行動は、その人にとってはうまく働くからです。その人たちは、怒りを爆発させることによって、人と距離を取りたいのです。あなたはその人たちと一緒に居たくなくなりますよね。そうすることで、彼らは怒りを爆発させられるし、距離も取れるという、2つのことを一挙に手に入れられるのです。

1つの行動として、彼らが爆発しても、自分は萎縮しないということができます。怒鳴り返さないことも大切です。なぜなら、怒鳴り返すということは、低い波動に合わせてしまう事になるからです。

その代わりに、自分のために「違う行動」をとる事を決心するのです。萎縮しないで、怒りを爆発させる行動を受け入れない。「どうしてその人は難しいのか?」 答えは「それがその人にとってうまくいくから」です。もし、その行動がうまくいかないのならば、その人はその行動は2度としなくなるでしょう。文化とは関係ありません。人の行動を変えるのに、これは理にかなっていると思います。
ハートリビングの生徒さんの、ビフォー&アフターのエピソードがあったら教えていただけますか?
ものすごくたくさんのエピソードがあります(笑)。多くの人が「シンシア、私の経験はあなたのクラスの良い例になりますよ」と言ってくれます。なぜなら、彼らの人生が劇的に変わったからです。HPには、何人かのお話を載せています。

臆病な感じで私のオフィスにやって来る人がいます。自分の意見を自由に話せないのです。私は彼らが自尊心を持ち、自分を評価できるように、また自分の才能や能力について情熱を持てるように、お手伝いします。

彼らは、自らのプロジェクトに取り組みます。毎週、自分の人生を改善させるプロジェクトに取り組みます。それをクラスのパートナーに、どのようにやったか、どのようにうまくいったか等を報告します。それにより、多くの変化が起こります。

その例として、とても興味深いお話があります。

ある女性は、8週間ではないのですが、1年間特別なダイエットをすることなく、80パウンド(約36Kg)の体重を落とすことができました。

彼女はそれまでずっとダイエットをし続けており、もうダイエットは大嫌いで、とても不幸せでした。いつも食べ過ぎていました。私は彼女に「あなたは、ポッカリ空いた感情の穴を埋めようとしています」と言いました。

彼女は変化のために、2つの事をしました。
1つは、口に入るものは、全て「祝福」されていなければ、食べる事はしないということでした。自分の身体にとってよいものでなければ、食べないということです。ポテトチップスではないということですよね。心の中で「これは私によいものです」というように祝福したのです。
ジャンクフードも祝福して食べたのですか?
いいえ、ジャンクフードは食べませんでした。なぜなら、ジャンクフードは祝福できないからです。彼女は心から祝福でき、自分にとってよいと感じられるものしか食べないと決心したのです。「祝福できないのなら食べない」ということになります。彼女は正直で忠実でした。

もう1つの試みは、空腹になったとき、自分がどのように感じるかを書き出すというものでした。毎日、彼女は空腹感を感じていましたが、実際には空腹ではなかったのです。食べ物に対して空腹感があったのではなく、感情に対して空腹感があったのです。ですので、空腹感を感じたとき「自分はどう感じているのだろう? 」というように自分の感情を書き始めたのです。

彼女はサポートが必要だったので、私は彼女と毎週1時間会い、ハートリビングのクラスに参加してもらう他にコーチングをしました。

キッチンに行き、例えば砂糖のように自分にとって良くないものや誘惑するようなものを取り除いてもらいました。置いておくと、食べてしまう可能性があるからです。

彼女は自分の身体に良くない食べ物をキッチンから取り去り、代わりに自分にとってよいものを置きました。それと同時に「歩く」ことも始めました。1日2~3マイル(約3~5キロ)歩きました。歩く事と、正しく食べる事をして、1年で80パウンド落としたのです。

他の生徒もこのエピソードが気に入りました。70パウンド落とした生徒もいます。私が、他の生徒が何をしたか話すので、その2~3年後、また違う生徒が減量に成功しました。

5人の生徒が、自分の人生の変化について本を書きました。私自身も、以前教えていたコミュニケーションについて3冊本を書きました。そして、今はこのハートリビングのクラスについての本を書いている最中です。

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