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第8回 「真実の自分になる」ということが、コーチングをはじめとして、私の全ての仕事でやっていることです。
80パウンド体重を落とした女性は、ハートリビングのクラスで習ったツールを使って、減量に成功したのですか?
そうです。クラスの始めに、私は皆さんに「自分の人生の何のバランスを取り戻す必要がありますか?」と聞き、それぞれが自分で考えなければならないのです。「身体、心、魂。この3つのバランスが良くなければなりません。あなたは、どのバランスを取り戻しますか?」と聞くのです。80パウンド落とした女性は、もちろん身体のバランスを取り戻さなければなりませんでしたから、そのプロジェクトを選んだのです。

80パウンド減量した女性は、私に「シンシア、あなたは、私が『空腹の身体』ではなく、『空腹の心』に食べ物を与えていたことを気がつかせてくれました」と言ってくれました。彼女は感情的に食べていたので、この表現はぴったりだと思います。多くのアメリカ人は、身体が飢えているのはなく、ハートが飢えているのだと思います。なので、食べ過ぎの人が多くいるのです。
なぜ、アメリカで、このハートリビングのクラスが必要とされているのでしょう? 私には、アメリカ人は自己主張が強く、思ったことは発言しているように見えるのですが・・・。
多くの場合、そうだと思います。でも、そうでない人も多くいるのも確かです。

15年前、私はこのビジョンを見ました。2020年、私たちは、水瓶座の時代、ハートの時代に突入すると言われています。私は、この社会は文化に関係なく、第3のチャクラ、つまり「力の文化」から第4のチャクラ「ハートの文化」に変わりつつあると信じています。

私たちは、自身の敵でもあります。私たちは、人生で起こる全てのことは自分の外側にあると思います。でも本当は内側にあり、それが全てに影響をしているのです。15年間私はそれを見てきて、人々の架け橋となり「本当の自分」になるのを手伝って来ました。

私たちは、適応性のあるマスクを被っています。「適応性のある」とは、人々が学び、生き残るためにしている「行動」という意味です。それは周りから取り残されないようにするためのものであったりします。

みんなを喜ばせるというマスクを取ると「自分は何者か」「自分は誰なのか」と、本来の自分を感じるようになります。本来の自分になるということは、怒ることではないのです。そうではなくて、本当に自分が感じている感情を感じるということです。この「真実の自分になる」ということが、コーチングをはじめとして、私の全ての仕事でやっていることです。

みなさん、本来の自分になることによって、解放され安堵します。それがとても重要だと思います。そして、自分の人生についてとてもよく思えるのです。みなさん、マスクをかぶることに疲れてしまっています。

クラスでは、いろいろな種類のマスクについてお話します。「マスクとは何か?」「どのようにしてマスクを得たのか?」などです。それについての話をしてもいいですか?
もちろん、お願いします。
日本でもそうだと思いますが、アメリカでも「アルコール中毒」の両親を持つ人がいます。1人の女性が「私は父親がアルコール中毒だったので、家で安心だと思った事がありませんでした」と話しました。父親が何かをするかもしれない、何か起こるかもしれない、自分を怒鳴るかもしれない、叩くかもしれないといつも思っていたのです。

私は彼女に「成長する過程で、あなたの適応性のあるマスクは、あなたが自分は生きているという感覚を持つのを助けてくれました。でも、それによって、過度に視覚的に周りを気にするようになったのです」と話しました。彼女はマスクについての取り組みをしました。

彼女はその時点で、もうお父さんとは一緒に住んでいませんでした。しかし彼女は、職場でお父さんと同じようなタイプの上司を持っていました。その上司はいつも怒っており、彼女は「次に何が起こるのだろう」と思っていたのです。彼女は、昔の傷を癒そうとしていたのです。このように私たちは、人生で絶えず昔の傷を癒そうとしています。

私は過去世も信じますが、彼女の幼少期にはお父さんとの状況がありました。そして、後に、父親と似たパターンを持った人と出会います。その人たちはお父さんのようにひどくはないかもしれませんが。

彼女はどうやって父親との傷を癒せばいいのでしょう? 彼女が上司との関係を変えれば、それが(似たような過去の傷を)過去に遡って全て癒してくれるのです。今、現在が鍵となるのです。自分が現在、どのような立場に立つのか、どのように対応するか、どのように行動のパターンを理解するのかが重要になります。

過度に視覚的に周りを気にすることはマスクの一部なのです。取りさる必要のあるマスクなのです。

皆、自分の傷を癒そうとしており、ヒーリングのチャンスが繰り返されているのです。同時に文化も癒そうとしているのだと思います。日本で起きた地震や津波も文化的パターンで、魂を癒すために繰り返し起こっていると思います。

これらの惨事は、個人レベルの魂の癒しの機会であると同時に、文化的レベルでの癒やしのチャンスだと思います。すべての国で何かが起こっています。これは、魂を癒すチャンスで「聖なる瞬間」です。惨事は、人々の魂を癒すための「聖なる瞬間」なのです。
一人が癒されると、その周りにも波及するのですね。一人が変われば、その変化が周りの人に影響していきます。
まったくその通りだと思います。なぜなら私たち1人ひとりはエネルギー的にも波動的にも、この惑星にとって、とても重要な存在です。1人ひとりが、自分たちはとても重要な魂だという事に気がつかなければいけません。私たちは、ひとつのところから来たと私は思っています。

「Universe」という単語を見てみると「Uni=One」「Verse=Song」になり「1つの歌」という意味になります。私たちは、「1つの歌」なのです。もし私たちが「1つの歌」ならば、1つひとつの音符はこの魂の歌に貢献しています。

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