第2回 けいし君家の朝ごはん
今日はボクん家の朝ごはんのおはなし。友だちに話したら「変わってる!」
って言われたけど、みんなのお家はどんな朝ごはんなのかなぁ。
  • お母さんは、毎朝ボクとリンちゃんが学校に行く支度をしてると「ウンチした~?」って必ず聞いてくるの。
    ボクももう大きくなったし、友だちに聞かれたら恥ずかしいからから「そんなの聞かないで」って思うけど、小学生の間は聞き続けるってお母さんは言ってる。

  • 学校についちゃうと、ウンチしたい!って思っても、先生にトイレにいきたいっていうの、ちょっとはずかしい。おうちみたいにすぐに行けなくなるし。だから、学校に行くまえに「すませておく」とお母さんも安心なんだって。

  • 通勤や通学、職場や学校では身体の欲求が起こったときに、タイミングよく排泄する、ということが難しくなります。また、せっかく行っても、混んだトイレでは心も身体もリラックスして排泄することができないことがあります。排泄のタイミングを外してしまうと、あとでトイレに行ってもちゃんと排泄できず便秘の原因にもなりますので、子ども達には毎朝の排泄の習慣をつけてほしいと思っています。

  • 朝、キッチンに行ったらお母さんがジュースを作ってくれるので、それを飲みます。ボクとリンちゃんはコップに半分くらい。お母さんとお父さんはコップに1杯くらい。ミカンのときもあるし、ブドウのときもあるし、夏はスイカジュースも美味しいよ。

  • ニンジンジュースのときもあるよ。リンちゃんはニンジンジュースもすき。セロリが入ってるときはちょっとウエ~だけど。

  • 子ども達は、お昼は学校の給食を食べています。ケイシーさんは「お昼は生野菜のサラダを食べるといいよ」と言っていますが、そうもいかず、また給食には肉や牛乳も出ますから、家にいる間はできるだけ果物や野菜をたくさん食べられるよう工夫しています。 搾りたてのジュースはコップ半分でも、野菜や果物が持っているビタミンやミネラルが生きたまま身体に吸収されやすい形で取れるので、お昼に野菜があまり食べられない分を補ってくれる気がします。それに酵素がたくさん含まれていて消化がいいので、朝の飲み物にピッタリです。スーパーで売っている市販のジュースは高温で加熱殺菌されているので、酵素は死んでしまっているとか。ちょっと大変な時もありますが、フレッシュジュースは家族の健康の源です。

  • それで、ジュースを飲んだあと、学校に行く支度をしたり、朝のお手伝いをしてるときに、ウンチがちゃんとあった日は、お母さんが「何が食べたい?」って聞いてくれるので、朝ごはんメニューから1つ選んで食べます。お父さんもその日のお腹の調子で朝ごはんを変えているみたいです。

  • ジュースをのんでもウンチがなかった日は、くだものだけとか、なんかいろいろ入った「スムージー」だけなんだよね。そのほうが「はいせつ」がいいんだって。 ジュースをのんだあと、すぐ朝ごはんをたべないのは、くだものや、やさいジュースがおなかのなかで「しょうか」するのをちょっとまっているんだって。それにジュースをのんだら、なんだかトイレに行きたくなることもあるよ。

  • 朝ごはんのメニューは、だいたいこんな感じです。

    • ライ麦や全粒粉の歯ごたえのあるパンにケイシーさんのリーディングに出てくる「ミイラの食事」というドライフルーツで作ったジャムを添えて
    • 玄米ご飯がある時には玄米のお粥、もしくはオートミールのお粥
    • 季節の果物

    それに、野菜をたくさん入れたおみそ汁や、野菜スティックやちょっとした野菜サラダがつくこともあります。ただし果物を食べるときには、スムーズに果物を消化したいので、ほかのものと一緒に食べないようにするのが重要。週末は、できるだけ身体をクレンジングしておきたいので、朝は果物だけを食べるようにしています。

  • リンちゃんは、バナナと「とうにゅう」でつくったバナナジュースがすき。だけど、ケイシーさんは、「よく熟したバナナだったら、たまにはいいよ」・・って言っているので、毎日、バナナを食べないのがケイシー流なんだって。そして、バナナに黒い「てんてん」がたくさんついて、よくうれるまで待っててね、とお母さんは言っています。
    黒い点がついたバナナになったら、お母さんがバナナジュースにしてくれます。そのとき水にひたしておいた「デーツ」をいっしょにジューサーに入れると、あまいバナナジュースができるよ。

  • 毎朝、自分が食べるものを選ぶことで、自分の身体のことは自分で責任を持つということが身に付いてくれればと思っています。
    親から見て食べ過ぎだなぁと思うことがあっても、そのあとで「なんだか今日は調子がでないぞ」と自分で気がついてくれれば、だんだん自分で何を食べるかコントロールできるようになります。折に触れて、子ども達には食べることの大切さを話していますし、身体に本当にいい食事を続けていると、自然に「身体によ くないもの」を選ばなくなっていきます。もし食べたとしても、その後で自分の心や身体がどう変化するか、その違いが分かってくるように思います。

  • 子ども達は大人と違って体温が高く運動量も多いので、給食もお菓子も食べ過ぎなければ、何を食べてもいいよと言っています。子どもには子どもだけの社会がありますし、食べものに罪悪感を感じてほしくありません。友達とワイワイ楽しく食べる時間も子どもたちにはとても大切な時間だと思います。
    朝、体育の時間がある日もありますが、消化することに身体が余分なエネルギーを使わないので、果物だけの日でも比較的お腹は持つようですよ。

  • ときどき食べ忘れることもあるけど、生のアーモンドも食べてます。リンちゃんは1つ、ボクは2つ、お母さんとお父さんは4つか5つ。生のアーモンドには身体を元気にする神様からのおくりものだっていうのがお母さんの口クセ。お母さんのお肌にもいいんだって。

    ▼生アーモンドの材料

  • 全粒粉のパンと一緒に食べる「ミイラの食事」はケイシーさんのリーディングにもたくさん出てくる食べ物なんです。お腹の中もキレイ、魂もキレイになる食べ物とくれば、ケイシーファンとしては食べないわけにはいかないですよね。

    しかも、これ、ドライイチジクとデーツとコーンミールを煮込んだだけの簡単料理。砂糖が全然入ってないのにとっても甘くて美味しいので、子ども達も大好きです。甘いジャムみたいになるので、ライ麦や全粒粉のようなハードにパンにつけるのに、ピッタリです。

  • 「ミ イラの食事」はマミーフードともいいますが、1937年にケイシーの夢にエジプトのミイラがあらわれて、ケイシーに教えたものらしいです。ケイシーによると、「これは霊的な食べ物である」とか「霊的に進化した肉体のための食事である」ということだったので、最初、どんな食べ物かと期待していたら、これが出てきた のでビックリしました。でも便秘解消や体内浄化にも勧められているので、今や、我が家の朝食の「定番」になっています。
    「ミイラの食事」についてエドガー・ケイシーがどんなリーディングを残しているか、秘書の喜子君から解説してもらいましょう。

    「ミイラの食事」についてエドガー・ケイシーがどんなリーディングを残しているか、秘書の喜子君から解説してもらいましょう。

  • 「ミイラの食事」については、たくさんのリーディングが残っているので、どれをご紹介するか迷ってしまうくらいですが、私が好きなのは、これです。

    「・・・この実体にはアトランティス人や古代エジプト人が基本的な食事として食べていたものを与えなさい。その食事とは、イチジクとデーツをコーンミールと調理し、山羊のミルクを添えたものだ」5257-1

    1万2000年以上前、アトランティス人や古代エジプト人が、いまの私たちと同じようにキッチンに立って、干したイチジクやデーツをナイフで細かく刻んだりしている姿を想像すると、なんだか不思議な気持ちになります。それに当時すでにトウモロコシを人々は食べていたんですね。いまの私たちより遙かに霊的だったと言われる超古代の人たちも、やはり私たちと同じように肉体を持ち、時にはお腹を空かせていたんでしょうか。 こんなリーディングもあります。

    「この食べ物は、強さをもたらし排泄を正すので、この身体に、そして成長しつつある身体にとてもよい。大人にも同じようによい。ミイラの食事をシリアル代わりにすることもできるし、少量をシリアルに加えて食べてもよい。あるいは牛乳やクリームと一緒に食べてもよいかもしれない」1188-10

    会社勤めの方は、ちょっとお腹が空いたときのおやつ代わりにもなるので、会社の冷蔵庫に作って入れておくと重宝しますよ。適度な糖分が脳も心も満足させてくれますし、なによりお腹にやさしいです。

  • 生アーモンドも、
    ケイシーさんが勧めた食べ物なんだよね。

  • これも、喜子さんからケイシーのリーディングを紹介してもらいましょうか。朝、朝食と一緒に食べることもありますが、家では妻が、お醤油とニンニクにつけて低温で乾かしたものを作ってくれているので、夜のおつまみにもなかなかいけます。これがまた美味しくて、たくさん食べないようにするのが大変なくらいです・・・

  • 生のアーモンドもケイシーさんはたくさんのリーディングで勧めています。ケイシーが生きていた頃のアーモンドと今のアーモンドは種類が違うようなのですが、毎日数粒ずつ食べておくことが大切みたいですよ。よくスーパーでは、油で揚げたりローストして味のついたものが売っていますが、加熱調理されたものじゃなく、生のものを選んで下さいね。

    リーディングでケイシーはこんなふうに生アーモンドのことを言っています。

    「生アーモンドは、他のナッツ類よりも消化しやすい、ちょうどよい割合で鉄分とリンを含んでいる」1131-2

    「毎日1つのアーモンドを食べなさい。1粒ずつだ。そうすれば、この身体のシステムにトラブルが生じたり、再発したりという心配はなくなる」3515-1

    「少なくとも週に1回、入浴後体操をしたあとで顔や背中、身体を純粋なピーナツオイルでマッサージをするなら、あなたの美しさに磨きがかかるだろう。こういったことをしながら、毎日2粒の生アーモンドを食べるなら、肌に傷を作ったり、ガンになりやすい体質や、傷をつくりやすい肌質になりにくくする。さらに、週に1度、ピーナツオイルで身体をこすっておけば、リュウマチになったり、肝臓や腎臓の活動がにぶることで他の病気を併発することもなくなるのだ」1260-13

  • お母さんは、ケイシーさんのリーディングは「なるほど」って思うことが多いんだって。お母さんは、ボクたちに美味しい果物やお野菜を食べさせたいからって、自然食のお店に行ったり、送ってもらったりしているよ。ベランダでは、家族みんなで、プチトマトとか、しその葉っぱとかも育ててるよ。朝、起きてベランダに行くと、お花が咲いたり、毎日少しずつ実が大きくなったりしてて、すごく嬉しくなるよ~。

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江戸川家のメンバー

  • 江戸川けいし君
    好奇心旺盛で元気な10歳。小学校5年生。カメラとつりが大好きで、お休みの日には、いつもカメラか釣り竿を持って歩いている。
  • けいし君パパ
    会社役員をしている物知りなお父さん。本を読んだり音楽を聴くのが好き。ママが話すケイシーさんのリーディングを「ホントかな?」ってこっそり英語で調べたりする。
  • けいし君ママ
    料理好きのやさしいママ。
    エドガー・ケイシーが大好きで、ケイシー療法を取り入れて、家族みんなを明るく元気にするのを生き甲斐にしている。
  • 妹のリンちゃん
    絵を描いたり、ピアノを弾いたり、自分でお話を書いたりと、なにかを表現するのが好きな小学校2年生。リンちゃんが生まれるずっと前からママがお腹に「ヒマシ油湿布をしていたから、赤ちゃんの頃は「ヒマシ油ベイビー」って呼ばれていた。
  • 秘書の喜子よしこさん
    お父さんのお仕事を手伝っている秘書のよしこさん。お父さんのお話を速記して、レターに仕上げるのが得意。