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江戸川 けいしくんの1年
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第5回 けいし君家の風邪対策

急に寒くなってきたね。朝、あったかいお布団の中から出るのがちょっと辛くなってきた。

りんちゃんは、学校が大好きだから目がさめたらワクワクするよ。
でも、さむい時は、起きるとき「エイヤ!」って大声を出しちゃうこともあるの。

この前、同じクラスの友だちが風邪をひいて学校を休んだの。2日くらいして学校に来たんだけど、まだマスクして、ときどき咳をしてた。
それをお母さんに言ったら、じゃあ、そのお友だちの風邪がうつらないように、学校に行く前と帰ったあとはミカンを食べてねって。

どうしてミカンを食べるといいかというと、風邪の菌は身体がアルカリ性になっているときは、身体に入ってもすぐに死んじゃうんだって。ミカンやオレンジはすっぱいけど、身体にはいったらアルカリ性になるんだって。だからそういうときは、おやつはミカンなの。でも、ミカンを食べたら、他のものは食べちゃダメなんだよね。

食後は、デザートやお口直しに…と、ミカンを召し上がる方がいらっしゃいますが、ケイシーさんは消化不良を起こしやすい食べ合わせをしたり、身体を酸性化させるものを食べないように、と何度も注意しています。ファミレスなどで、親は食事と一緒にワインやビールを飲み、子どもにはオレンジジュースを注文する、という風景をよく見ますが、ケイシーさんのリーディングによれば、柑橘系の果物は、それだけで食べると身体の中でアルカリ性になるのに、炭水化物と一緒に食べてしまうと、酸性になってしまうと…。

せっかく風邪予防のためにミカンなどの柑橘系を食べたのに、ゴハンと一緒に食べてしまうと、身体の中で柑橘系の良さが発揮されなくなってしまうので、注意したいところです。

こんなリーディングがあります。

「酸とアルカリの反応を起こすものを(一緒に)食べることは、あるいは、シリアル類と柑橘系果物のジュースを(一緒に)食べることは、その目的を台無しにし、体内に酸を生成する反応を造り出すことになり、好ましくない」1187-7

「酸性生成食品をあまり取りすぎてはならない。 柑橘系の果物はもちろん酸性生成ではない。これらの果物は、体内に取り込んだ時に同じ食事にデンプン質を組み合わせない限り、アルカリ生成である」189-6

我が家では、朝食に柑橘系の果物を食べたときには、ご飯やパンなどを食べずに出かけてしまいますが、風邪をひきそうなときは、特にそれが重要になります。

風邪っぽいときは、 お母さんが朝、ミカンとレモンをたくさん絞ってジュースにしてくれるの。風邪の菌は身体が酸性のときに増えやすいし、ジュースのほうが効果が早いから、できるだけ早く、たくさんのジュースを飲んだほうがいいんだって。

ケイシーさんは、リーディングでこんなことを言っています。

質問:「風邪を早く治すにはどうしたら良いですか?」
ケイシー:「それは、何がその風邪をもたらしたかによる。体をアルカリに保つなら風邪を予防できる。組織をアルカリ化することが風邪を治すもっとも迅速な方法であり、それによってより良い排泄を作ることができる。ほとんどの風邪は酸によって造り出される。酸は、植物系の緩下剤を使うことでうまく排泄できる。これらのものが多くの場合、風邪をより迅速に治すことができる」3607-2

ですから、風邪をひきそうなときには、できるだけ早く身体をアルカリ性にする必要があるんです。

もちろん、世間でよく言われるように果物には豊富なビタミンが含まれています。ケイシーさんも風邪予防にビタミンを補給することは勧めていますよ。ビタミンCだけではなく、AもBもDなど、どのビタミンも大切です。

夜もあんまりたくさんのゴハンをたべなくて、ドロドロの消化にいいものを食べたほうがいいんだよね。
それから、風邪がパジャマの首のスキマから入らないように、タオルで首をまいて寝るのもいいんだって。

大人は、風邪をひきそうな予感がしたら、夕食は消化のよいものや野菜を少しだけ食べ、その夜は早めに就寝するようにしています。時間があるときには、洗腸をしたり、半身浴をして、できるだけ早めに体内毒素を排出するように心がけます。
体内毒素が排出されると風邪が悪化せず、翌朝、スッキリ起きられるようになります。もちろん、ひまし油湿布やオイルマッサージもしますよ。その風邪が疲れから来ているのか、食べ過ぎや排泄不良から来ているのか、風邪をひいている人のそばにずっといたからなのか、そのときどきで出来る手当をして、悪化させないよう気をつけます。

水を普段より多めに飲んで、身体の中をクレンジングするのも重要です。

呼吸が苦しいときには、ユーカリなどを吸うと呼吸が楽になります。
マッサージオイルに少しだけアロマを入れて胸元をマッサージするのも気持ちがいいですよ。

完全に風邪をひいたら、あとはゆっくり休むしかありません。食事は流動食か、作りたてのジュースだけにします。ジュースは少し温めてもいいかもしれません。ジュースが冷たいときには、いっぺんに飲まず、ゆっくり時間をかけて飲むのがケイシー流です。そして、消化管が空っぽになるくらい、しっかり排泄します。排泄があまりない時には下剤を飲む必要があるかもしれません。

風邪で寝込んで身体に力が入らない~ってときには、エッグノックというお酒と卵でつくる飲み物をケイシーさんは勧めているんだよね。
りんちゃんやボクはまだ飲めないけどね。

リーディングによると、作り方はこんな感じです。

「食事には、体力を付けるものを摂るように心がける。1日に1回、エッグノッグを飲む。醸造アルコールはあまり多く使わないが、グラス1杯に対して少なくとも小さじ2杯分のアルコールを入れる。これには卵の白身は入れず黄身の部分だけを使うこと。卵の黄身の上にウイスキーをかけて調理し、少量の砂糖を加え、最後にミルクを加える」274-11

ビーフジュースもケイシーさんが勧めた滋養の飲み物です。牛肉はあまり勧められていませんが、ビーフジュースは特別な飲み物なので、病気のときにはときどき作ります。

ジュースっていうけど、ごくごく飲むジュースじゃないよ。
ビーフのパワーがギュッとつまったエキスなの。

日本では、「おばあちゃんの知恵袋」として、昔から風邪をひいたら梅干しを焼いて、それを熱いお湯でほぐして食べる、ということをやっていたそうです。この民間療法、侮れないのは、ケイシーの風邪のリーディングから読み解くと、●梅干しが身体をアルカリ性に、●梅干しの種の仁のアミグダリンが免疫力をアップする、という理にかなったものであることが分かります。
昔の人は、種の仁が重要なんだということをちゃんと知っていたんだなぁと感心してしまいます。この知恵は今「丸ごと焼梅仁」というお茶となっていますので、子どもでも簡単に実践できるようになっています。昔の日本のおばあちゃんの知恵袋とケイシーのリーディングが似ているってなんだか嬉しくなってしまいます。

もちろん僕たちは、外からの風邪に負けないように、炭素鋼も忘れず身につけてるよ。

ケイシー流レシピ「ビーフジュースの作り方」
アロマーヤミックスカーボンスチール(炭素鋼)

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